TATSUO'S ROOM

『ライブを終えて・・・』

10月23日沢山の方々の応援有り難うございました。
最後迄、僕一人のライブ退屈なさいませんでしたか?
バックバンドに期待されていた方申し訳ありませんでした。

一人のライブは緊張する反面、気が楽な所もあります。
自分のMC(間のおしゃべり)がどんな方向に行こうが
気ままにお話が出来ること。
曲を歌っている間も自由に遅くしたり早くしたり出来ること。
勿論、全ての後始末が自分に降り掛かってくるのも
覚悟しなくてはなりません。
しかし、それが今の僕にとって
聞いて下さる皆さんと通じ合える最良の方法だと感じています。

僕のライブにおいでになった関係者の方々は、口を揃えて
「お客さんの質がいいねぇ。」とおっしゃいます。
通じ合えるか、通じ合えないかということは、
聞いて下さる方の姿勢によるところが大きいといわれます。
そういう意味でいえば、僕は本当に
皆さんに助けて頂いていると感謝しています。

ライブの前に、台風で悲しい出来事があり、
ライブの最中に、また新潟で大きな地震がありました。
そして、昨日またイラクで不幸な出来事もありました。
この間、テレビである若い女性ジャズミュージシャンが
「私は、良い演奏が出来なくても、良い曲が書けなくても
不幸だと思ったことがない。頑張っていればひょっとすると明日、
一ヶ月後、一年後それが報われるかもしれないから。
でも、今戦争をしている国の明日を夢見れない子供達は、
本当に不幸である。」と言っていました。
彼女は、私の半分ぐらいの年齢です。
その頃の僕は、井上陽水さんの「傘がない」
(テレビで自殺する若者が増えていると言っているけれども、
今自分の中で一番問題なのは、雨降りの日に
恋人に会いにいく為の傘がないことである。
と歌った井上陽水さんのヒット曲)と同じような気持ちでいました。
本当に頭の下がる思いです。

ライブ終了後皆さんと握手させて頂いた時に、
ライブでの最後のコメントを、もう一度聞かせて下さいと
言われた方が沢山おられました。
僕も本当に感動した言葉なので、
その原文と作者のお名前を書かせて頂きます。

「一日一生」              作 内村鑑三

・一日は貴い一生。空費してはならない・
心が変われば   行動が変わる
行動が変われば  習慣が変わる
習慣が変われば  人格が変わる
人格が変われば  運命が変わる


「すいせん」              作 星野富弘

幸せという花があるとすれば
   その花の蕾のようなものであろうか
辛いという文字がある
   もう少しで幸せになれそうな字である


ファンの方が教えて下さった原文です。
恥ずかしいのですが、このお二方を僕は、存じ上げませんでした。
でも、この素晴らしい詩をご存知な方が、
僕の歌を聴いて下さっていると思うと身の震える思いがします。
ありがとうございました。
    
2004/11/2 西浦達雄

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